ベックマン フラットボックス9060は従来モデルと何が違うのか? チェスナッツ9013と詳細比較
BECKMAN BOOTS "FLAT BOX" STYLE NO. 9060 レッドウイングの2017年秋冬新作の大本命。 レッドウイングマニアも認める出来の良さで続々とモデル数を増やしている所謂茶芯レザー、 ブラッククロンダイクが遂にベックマンに採用されました。 先芯が無いフラットボックス仕様も含めて何が変わったのか? 従来モデルと徹底比較してみました。 比較に使うのはチェスナッツ9013。 *発売されてすぐに購入しましたので現行とは若干違うかもしれません。 先ずはトゥの拡大。 ラストはどちらもNo8。先芯が無いだけでここまで形状が変わるのは驚きです。 ソールの厚みや反りも随分違います。 真正面から。 ぽってり具合が全くの別物。 フラットボックスのトゥのぷにぷに感は結構衝撃的。 硬いと勝手に思っていたブラッククロンダイクが実は柔らかかったのがこれで分かります。 *くれぐれもショップの商品で試さないでくださいね* 真上から。 9060の方がよりシャープな造形ですね。 よく見るとコバの張り出しも9060は9013よりも少ないです。 ベックマンはクラッシックドレスという位置づけですが、今回の新作のフラットボックスはその中でもよりドレス寄りと言えるのかもしれません。 そして結構意外だった変更点。フラットボックスはフック仕様で登場しました。 うーん、これはどうなんでしょう・・・? 結構賛否が分かれそうですが、私は正直オールアイレットの方が好みではあります。 オールアイレットはシューレースのオイルが抜けてくると履き口を広げるのもシューレースを締め付けるのも一発で完了しますが、フックはいちいちシューレースを掛けなければならず面倒なんです。 巷ではフック仕様になったことで従来のベックマンでは若干の足入れの悪さがあったのが解消されて脱ぎ履きが楽になるのでは?なんてコメントも見かけますが、アイレットかフックかで足入れの違いは全く変わりません。後でも書いてますがベロ位置が高いのが従来のベックマンの足入れの悪さの主因です。フックはカッコ良い掛け方が出来る方には喜ばれそうですが、このフックはデザイン性を優先したのだと思いますが、アイアンレンジのフックと比...